【かわうそキャンプ】アートなキャンプ

こんにちは、ふじまき@弓削です。

今回は、かわうそキャンプにおける「アート」の役割についてお伝えしたいと思います。

 

 

「アート」という言葉から、どのようなイメージを持ちますか?

なんか楽しそう、おしゃれ、楽しそう、流行り、カッコつけてる、よく分からない、難しそう・・・

人によって様々なのではないかと思います。

 

アートによる地域おこしも色々あります。

アートフェスティバルを行なって観光客を増やしたり、アーティストを招いて滞在型制作を行ったり。

 

今回、私たちが考えるアートの役割は、「人」「もの」「場」に新たな視点を提供し、繋がりを生むことです。

以下、講師代表の濱田礼子さんからのメッセージです。

 

「わたしたち「かわうそキャンプ」のアート・メンバーは、今回この企画に際して、

島にかつて響き渡っていたであろう子供たちの歓声がふたたび島に戻るこのキャンプの記憶を、とどめることはできないだろうかと思いました。

 

高井神島は瀬戸内の海に囲まれ、集落の周囲には力強く豊かな自然があります。

5月にわたしたちが島を訪れたとき、島の方々が仕事のかたわら、入り江に腰をおろして潮風にあたりながら海を眺めたり、語らったりしている姿がとても印象に残りました。

この島には、小学校の他にも、集会所、公民館、港務所と、いくつかの「憩い」の場所がもうけられています。

 

今回、島の方々に何ができるだろうかと考えたとき、この「憩い」の場所を、島にあるものを使ってより快適に、愉しい場所にできないだろうかと思いました。

そうすることで、キャンプで子供たちが過ごした時間も後々まで思い出されたらと願い、椅子と、窓辺に飾る飾りをつくることを思い立ちました。

 

(中略)

海と緑に囲まれた島に根を下ろす暮らしや、島の歴史からは、力強く謙虚な心持ちを感じさせられ、

わたしたち次の世代が学ぶべきところが数多くあるように感じます。

 

わたしたちの暮らしは普段は気にも留めないささいなもので彩られていますが、

それらが実は人の気持ちをほぐしたり、あたたかくしたりしているように感じます。

また、ただの「もの」が知らず知らずに人と人を繋ぎ、輪がうまれ、広がっていく様子もあるでしょう。

 

このキャンプに参加する子供たちには、島の方々との交流のなかで、ささいな「もの」が別のものに生まれ変わったり、

新しい場所に置かれることで人の輪のなかに加わる様子に触れ、「もの」と、それに関わる「人」について、考えたり、再発見してもらえたらと思っています。

 

子供たちの声が島に響くことで、島民の方々の気持ちに少しでも元気が湧き、

参加してくれる子供たちに、島の魅力を少しでも感じてもらえる場になれば、本当に嬉しいことです。」

 

アート講師代表 濱田礼子

 

 

と、マジメに意図してみましたが、あとはどうなるか・・・どんな反応が起こるのか、楽しみです。

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