秋祭り その4
こんにちは、ふじまき@弓削です。
週末は、今年最後の秋祭りが下弓削の弓削神社で行われました。
今朝は肩と腰と足が痛く、ベッドから這い出るのがやっとでした・・・ orz
でも、これでお祭りも終わりかと思うとさみしいですね。なんだか気が抜けた感じになってしまいます。
移住してきてすぐのこの時期にお祭りがあって、本当に良かったと思います。
多くの方にお会いすることができ、地域の文化を体感し、町の魅力を再認識しました。そして、何よりとても楽しかったです!
最終日には、うちの夫も先輩から「だんじりの担き方がだいぶ板についてきた」というお言葉もいただき、
1ミクロンくらいは、島民に近づけたカナ・・・?
さて、下弓削のお祭りの特徴は、「奴(やっこ)」です。中学生が奴の化粧と衣装をまとい、だんじりに続きます。
※奴・・・江戸時代、武家の中間(ちゅうげん)。頭を撥鬢(ばちびん)に結い、鎌髭(かまひげ)を生やし、槍・長柄(ながえ)・挟み箱などを持って行列の供先を努めた。
今年は、中学1年生13名、中学2年生3名の計16名のメンバーが9月末から練習を重ね、当日に臨みました。
夜の練習にお邪魔すると、独特のかけ声が夜の神社に響いていました。
周辺は真っ暗なので、前後から車のライトで照らして、練習を行っていました。工夫されてますね。
当日は、早朝3時からお化粧や着付けをするなど、準備をします。
この独特の化粧の方法も、子どもたちに伝承していかなければならない文化財です。
奴の動き方、うまくお伝えできないのですが、地味にきつい態勢です。手はずっと上げたままで、足を上げ下げ。
最長50分も、この態勢で進むんですって。
しかも、足はわらじ。わたしなら、5分ともたない気が・・・みんな大きな声を出して、かっこいいです。
弓削神社を出た一行は、担きだんじり、奴、神輿、引きだんじりと並び、御旅所(おたびしょ:お神輿の休憩場所)へ。
細い路地を、だんじりが通ります。正面には、弓削のシンボル通称「石山(石灰山)」がそびえます。
御旅所では、幼稚園生のお神輿も登場し、子どもからお年寄りまで、みんなが参加して笑顔が溢れます。
子どもたちのお神輿、かわいいです。
お昼ごはんを食べ、夕方に再集合。奴がお宮に戻っていきます。観客から大きな拍手。
みんな、おつかれさまです!
一時雨に降られてしまいましたが、夕暮れにはとても綺麗な空が広がっていました。
お神輿が神社に戻り、祭りは終了。翌日は、だんじりだけで地区めぐりをしました。(これが結構距離があって、私の腰痛の原因に・・・w)
1か月のお祭り期間が終わり、皆さんさみしいような、ほっとしたような顔をされていました。
と、終わったそばから来年の祭りの話がちらほら・・・ 祭りピープルな島の人たちなのでした。