かわうそキャンプ、また来年!!
こんにちは、ふじまき@弓削島です。
8/9(金)~10(土)、この夏の一番のお楽しみ「かわうそキャンプ2013 in 高井神島」が無事終了いたしました。
いや~、今年も楽しかった!!暑くて暑くてとろけそうでしたが、子どもたちもスタッフもがんばりました。
町内の6つの小中学校から集まった子ども31名と、スタッフ30名が参加。
去年参加してくれた子も大勢参加してくれ、講師の先生方との1年ぶりの再会に盛り上がりました。
初めて参加してくれた子も、元気いっぱい!すぐにみんなと打ち解けていた様子でした。
今年は、集落を取り囲むようにして設置されたいのしし除けの柵をリメイクするということをテーマにオーナメントづくりを行いました。
ベニヤに漆喰を塗って浜で拾ったビーチグラスや貝殻を貼り付けたり、アルミ板に思い思いの絵を書いたり。
子どもたちの感性が生み出した色とりどりのオーナメントができました。
キャンプが始まる前は、どんな風な仕上がりになるのか正直不安なところもありました。
本来、いのしし除けの柵には飾りは不要なものです。そこに飾りをつけることに、果たして意味があるのだろうか。迷いもありました。
けれども、完成した作品を見て、少なくともこの作品には人を笑顔にさせたり、心和ませる力があると感じました。
子どもたちが作った元気いっぱいのオーナメント。
無機質ないのしし除けの柵とそのカラフルなオーナメントたちは、一見対極にあるもののように思えましたが、
それが合わさると不思議なことにとっても「馴染む」んですね。それまでなかったものが加わるということは決していいことばかりではないと思うのですが、
完成した作品は、わたしにはしっくりくるように思えたのです。
第2回の今年は、去年の反省を踏まえつつの実施となりましたが、その中でも一番助かったのは、学生スタッフの働きぶりでした!
今年は、弓削高校と弓削商船高専学校の学生スタッフ7名が、前日準備からキャンプに参加してくれ、
作品づくりや子どもちたちの生活をサポートしてくれました。
みんなとてもしっかりしていて、器用で。「自販機ってどこにあるんですか?」(高井神には自販機や商店はありません・・・)なんて言いながら、
本当によく頑張ってくれました。参加してくれたスタッフのみんなにとっても、何か得るものがあったのだとしたら嬉しく思います。
かわうそキャンプは、この学生スタッフだけではなく、アート講師、フード講師、調理サポーター、小中学校の先生型、保護者の方、役場スタッフ、高井神地区のみなさん、
本当に多くの方々が、自分の好きなことや得意なこと、できることで力を貸していただいて成り立っているキャンプです。
わたし自身には、抜けているところや至らぬところがいっぱいあります・・・
でも、そこを本当にたくさんの方に助けられています。もちろん、参加してくれている子どもたちがあってのこそです。
そんなことを強く強く感じたキャンプでした。
ご支援、ご協力いただいたみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。