かわうそキャンプ、そして台風・・・

 

こんにちは、まっきー@弓削島です。

 

週末はあいにくの雨でしたが、「かみじま ふるさと夜市」が開催されました。

雨の中の花火も、なかなかきれいでしたよ~。

 

さて今週末、8/9~10は、3回目の「かわうそキャンプ」の予定なのですが、台風が接近中・・・

夏前から今年は何しようか、子どもたちのどんな顔が見られるか、と楽しみに準備してきたのですが、

はたして無事開催できるのでしょうか・・・うむむ(泣)

 

↓ 去年の様子

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通常の雨程度なら、実施できるのですが、台風となると船が欠航になる可能性もあるため、無理はできません。

事故がないことが第一。もう少し状況を見て、判断したいと思っています。

 

 

今年のかわうそキャンプのテーマは、「島の記憶、記録。続く営み」

 

木造平屋建ての懐かしい雰囲気の校舎。

初めて、高井神島に行ったとき、この休校中の校舎になぜか惹かれました。

 

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そして、高井神の方との出会い。

おじちゃん、おばちゃんの若かりし頃の武勇伝や、島が「栄えて」いたときの話。働き者の手。やさしい笑顔。

 

 

かわうそキャンプは、子どもたちがアートで楽しみながら島のために作品づくりをするキャンプです。

自然や人から学ぶこと、いろんなものをいただくこと、経験すること。

与えられた状況を糧にして、考え、動き、生み出すこと。

自分がいることで何かが変わり、自分がしたことで誰かが喜んでくれること。

子どもたちがそんなことを少しでも感じられる場にしたいと思っています。

 

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そしてその体験を高井神島ですることで、彼らが大人になったとき、高井神のことを気にかけてくれたらいいなと。

 

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人口34人の高井神島の日常は、穏やかです。

たまに釣り客が立ち寄るくらいで、来訪者はほとんどありません。

トンビの鳴き声、船の汽笛、遠くを通るタンカーのシルエット、海を覗けばたくさんの魚。変わらない風景。

 

けれども、変化は確かにそこにあります。病気と闘っている方、亡くなられた方、島に帰ってこられた方もいます。

暗い話題もあれば、明るい話題もある。当たり前のことですが、人が生きていくということはそういうことです。

 

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そんなことを考えていて、3回目のキャンプテーマは、「記憶・記録」にしたいなと思いました。

「終わり」のための総括としての記録ではなく、これからも続いていく日々のために、「島の今」を記憶し、記録する。

島の過去の記憶に学ぶことでもあります。その方法は、目に見える形だけではないかもしれません。

 

アート講師の濱田あやこさん、日比野拓史さん、中野真紀子さん、フード講師の杉山映美子さん、稲葉直さん、

商船高専からの学生スタッフ6名、暑い中草刈りや掃除などの準備にご協力くださった役場職員のみなさん。

たくさんの方にご協力いただいています。

 

無事に当日を迎えられることを願うばかりです。

 

 

 

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