町の歴史は面白い

こんにちは。夏が近づき、大変暑くなってきました。

近頃は町のことを知るために、時々町史のような書物に目を通すようになりました。

皆様は、自分が生まれ育った町の町史など、読んだことはありますか?私はありません。

ところがこの町史、とても面白いです。

今日は、生名の立石について調べようとひっぱり出したのが生名村史。

本をめくるとまず気が付くのが、ものすごくわかりやすい筆致で写真がたくさん使われているということ。おそらく、歴史は曲解されることがしばしばあるために、平易な表現を使うということだと思います。

読み進めます。

生名島の自然と風土。とても面白そうと思う。だけど今調べているのは立石。

自然、人口、地名、、そうそう、地名だと思い開いてみるが、立石が載っていない。

載っているのは一般的な読みでない表記の地名。由来なども載っていない。残念。

と思っていたら、その先の「文化財」ページにありました。

有形文化財、立石(メンヒル)

立石山の麓「三秀園」の園内にあり学術的には”立石(メンヒル)”と呼ばれている。

立石山の名前の由来になったと思われるこの立石は、公園ができるまでは白砂の浜に直立しており高さ約7㍍であったが、現在は埋められて約4.5㍍が地上に出ている。巨石文化の遺物と考えられ、古代人が祭祀の対象としたと思われる。

とのことでした。

さらに読み進めます。生名の歴史、先史時代の生名・・・ありました、立石山の旧石器。

立石山遺跡の旧石器とは、昭和50年に実施された遺跡の発掘調査で発掘されたもので、瀬戸内の島嶼部では初めての本格調査だったそう。

この調査では、弥生中期後半の石器や土器片などが約200点出土し、中には約2万2000年前のナイフ形石器が1点と、石器剥片が2点含まれていたそうです。

 

この調査結果によって、2万年以上前から生名島には人が住んでいたということがわかったそうです。

とまぁ、そんなこんなでこのあとのかくかくしかじかもおもしろいのですが、今日はここまでということで、さっくり纏めると、町史は面白いですよ!

 

ぜひ読んでみてくださいね!

[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

Top