狩猟免許を取得しました
暖かで住みやすい上島町にも冬がやってきました。上島町と言っても冬は寒いですが、それでもピーカン晴れの日射しは暖かで気持ち良いです。
ここのところは雨や曇天が続いていましたが、今日は晴れてくれました。雨の気配さえなかった夏の旱魃を除いて、そこそこ雨も降り晴れて、ほどよい気候のようです。
話は変わりますが、12月の狩猟免許試験でわな猟免許を取得しました。定住に向けてひとつづつ計画していたことが実ってゆくのはとてもうれしいことです。狩猟にはもともと興味があったわけではありませんが、健康な自然鳥獣のジビエ肉の美味しさや、単に捕りまくるということではなくてほどよい個体数へ調整してゆくという考え方が、環境保全、食糧自給といった意味でも効率的かつ経済的な取り組みだと思ったので、追求してみたいと思えたし、勉強していても興味が沸くので面白いし、他地域の協力隊でも活動されている方がいるし、やれそうだな、よし、やってみようという感じで取得しました。
純粋に、追求したい、勉強したいと思えることはとても大事ですし、そういうことに対する能力はきちんと伸びてゆくはずです。
ちなみに、試験場ではこれからバンバン猪をとるぞっていう気合満点な方もいたり、面白そうだから取ってみたよーっていう方もいたりして、老若男女を問わずいろんな人が免許を取得しているようです。偏見かもしれませんが、か細い女の子が熱心に学習している姿には驚きます。
免許試験はとても簡単なので、狩猟してみたいという気持ちさえあればいくつかの条件さえ満たせば取れます。座学も面白いですよ。私の場合、免許試験が簡単なので落ちることはないと言われていたプレッシャーで猛勉強しましたが、自然の生き物を知るきっかけとして貴重な情報源になりました。
島嶼部の猪は、同年齢の石鎚山系の猪と比べてひと回りもふた回りも大きいようです。そして、上島町には獣肉加工施設もあるし、熟成肉も製造できて、猟師にとっては非常に魅力的な町ですね。