かわいい訪花昆虫
島は訪花昆虫でいっぱいです。
吸っていますね。
ホソヒラタアブという虫らしいです。蜜を吸うのに必死でカメラに気づきません。
日本ミツバチを飼育し始めてあらためて見ると島は蜜源だらけ。養蜂にはもってこいの環境!
春先、たくさんの花が一斉に咲いては一斉に枯れ、一斉に咲いて一斉に枯れるようなことを夏までの間に繰り返します。同じ花が咲き続けているのではなく、気温が上がるにつれてどんどんと花の種類を変えながら、そのなかで虫と植物がお互いの暮らしを支えあっています。この関係はずっと変わりません。
虫がかわいいという人は少ないと思いますが、小さな訪花昆虫はとてもかわいいです。特に、マルハナバチの小さいのが蜜を吸う姿は、動物園で子パンダを見ているような感じですね。可愛すぎます。
日本ミツバチの飼育講座などへ行くと、ここ数年で女性養蜂家が増えているという話を聞きます。
はちみつって体にいいですもんね。
しかし、彼女たちがミツバチを飼う理由はそれだけではないようです。かわいいから飼うのだそうです。花粉をびっしりと足につけて巣に戻るミツバチをみると、母性がくすぐられるのだそうです。
蜜が採りたい人、蜂がかわいくて仕方がない人、農業利用、健康、いろんな方がいろんな養蜂家になっているようですね。
農業をしながらそれなりの規模で養蜂をすることはなかなかハードで思い切りのいることですが、周りに養蜂家の少ない環境で、農業も養蜂もこれから始めていくというタイミングで、熱心に投資する覚悟さえあれば!できないことではないと思っています。そういう意味では、非常にはじめやすいトコロにいます。
ミツバチの捕獲には誘引ランを栽培しなくてはいけませんが、乾燥しやすい島の環境では、夏場以外でも毎日の水やりが欠かせないでしょう。
離島養蜂はそこそこハードですが、とても楽しいのです。