ニホンミツバチこれ一冊

春が近くなってきました。

みなさん、春の支度は春がやってきてからでしょうか。もう始まっていますでしょうか。

私の周りでは、ニホンミツバチ養蜂家を志すたくさんの有志が集まって春の支度をすすめております。だって、春からやっては間に合いませんから。

ニホンミツバチはとても頭のいい社会性昆虫ですから、人がきっちりと準備して、万全で挑まなければ寄ってきてくれないのです。残念ながら…。それで、聞きに来てくださる方々には、どのような準備が必要かということをはじめとし、どんな巣箱がお好みか?どんな場所がお好みか?ということを、いつも説明しながら一緒に少しずつ進めているのです。

ミツバチは、住みたいと思う場所には絶対に住んでくれるのです。

基本的には、巣箱ばっちり、設置場所ばっちり、誘引ばっちりの条件でオッケーなのです。

ところで、ニホンミツバチの捕獲をイチから始めたい方には、いろんな書籍がでているのでどれを読んでもらってもそこそこわかると思うのですが…さらに一歩進み、きちんとしたニホンミツバチの生態を学びたいという方にとって都合のいい書籍…これまたいろいろあるのですが、何を読めばいいかわからないわけです。

そこで、私が養蜂の先生から教えていただいたのがコレ「ニホンミツバチ 北限のApis Cerana 著:佐々木正己」というわけです。

いろんな本を読んだほうがいいのは間違いないのですが、5冊、10冊と読み進めていると、皆さんそれぞれの想いの強さから、クセの強い「感性」の言葉が飛び交ってしまっているわけです。 ほとんどの書籍は洋蜂目線の和蜂解釈で、「貧弱な和蜂」的なことを書いていて、感覚としてずれてくることも多いわけです。

そこで、やっぱりミツバチ研究おひざ元、ミツバチ科学研究センター玉川大学!この 「ニホンミツバチ 北限のApis Cerana 著:佐々木正己」 なんですよ。

ニホンミツバチ愛をヒシヒシと感じる、この本。和蜂目線の和蜂解釈!

データの数が多く、写真も多く、エビデンスもしっかりとしていて読みごたえがあります。読んでいるこちらがホテるようなアツさがあります。

ですから、ぜひ一度読んでみてくださいね。興味ないアナタも、ミツバチ虜になっちゃうかもしれません。

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