雨後タケノコ少し先?
今日は非常に寒いです。最高気温9℃。内陸では15度近いというのに…でも、寒いといっても冬に氷点下を示すことはほぼなく、なんだかんだ温暖な地域なんですよね。
これには島ならではの理由があって、外気と海水の関係があるのだそうです…その辺りのホントのところの話って複雑ですよね。海の温度は、外気温の変化に比べて2か月遅れて変化しているといわれているのですが、実はこれは実態通りの表現にはなっていないのです。
実際、海の水が外気よりも温まりにくく冷めにくいのは確かなようで、温度変化のグラフを比べると海の気温変化はゆったりとしています。
この外気温と海水温を比較してみると、「平均温度」では変化の大小はあれ、ほぼ同じような温度変化の傾向を示すのだそうです。振幅違い、同じ周波数の曲線を、ボソボソに崩した感じ、といえばイメージできるでしょうか?…できますね。できます。できました。
…同じタイミングで、高温も低温もピークを迎えるという意味です。水温より気温変化の方が大きいので、水温を上回り始めるタイミングや下回りはじめるタイミングもあります。
一方で、これが「最高温度」になると話が変わってくるのだそうです。冬場の12月~6月ころまでは、まさにこの傾向が2か月程度ずれているのだそうです。
で、7月~9月はぴたりと合ってきて、その後、10~11月は少しずつ遅れてゆくのだそうです。熱しやすく冷めにくい?というのは海底での蓄熱の関係でしょうか?私にはよくわかりません。でも、これは暮らしながら意識しておかないといけないなと思います。
これに伴って、島の気温は10~11月を境に他地域よりも若干暖かくなりはじめ、冬場がかなり温かい⇒野菜が育ちやすい?(けど甘味は弱い?葉は固い?)ソラマメ、エンドウ、玉ねぎなどは有利?蜜蜂はいつまでも産卵をやめない?
また、熱しやすいので夏は暑いのですが、冬は寒くなりきらず、長い…ということなのでしょう。夏の暑さも内陸より穏やか?と思いましたが、内陸は標高が上がるし海の照り返しもないので、そうでもないかなという結論です。
こうやって分析してみると、結構実態通り。驚きです。
いま、海の最高気温は12月頃の外気温のグラフをたどっているから、冷たさのピーク?だから寒いということなのかな?と思います。