マル秘の店舗作り その③

こんにちは、上島町島おこし協力隊の西尾です。

そんな大したことは書けないけれど、店舗作り③です。

前回は内装のことでちょっと書きました。

そもそも自然のものを使った内装がどうしていいのかといわれると、とにかく実例として報告されているものを調べればよいのですが、情操効果や健康効果の違いが明らかで、特に敏感な子供たちなんです。木造校舎の学校ではコンクリート造の校舎の学校と比べると、温度の均一性や殺菌(ウイルス)作用、素材への安心感、結露時の滑りやすさ、足腰への負担、色彩、様々な面で違うわけなんです。

この中で、一番「それがどうしたの?」って言いたくなる「色彩」ですが、色彩がもたらす情操効果、精神への作用はとても大きくて、やっぱり全然違います。木造校舎でもっと保健室に来る生徒の少ない学校があったらいいなと思いますよね…思いませんか?

ちょっとしたこだわりのようで、あとあとの結果は随分と違いますから、大切なんですね。

ところで、狩尾の家の場合、こちらは日本の心といいますか、そのあたりが本能に作用する条件がそろっていると感じていて、第一の店舗候補として、改修しようと決めたわけなんです。

古民家からは、燧灘の海が見えて遠くの島が見える。そんな景色を、昔の人たちはどういう風に見てたのかな?昔ながらの美しい風景の中で、みんなそれをどういう風に楽しんでいたのかな?そう思ってちまちまと調べていると、答えは茶の中にあったという流れなんですね。

いわゆる庭の世界、「借景」です。お庭作りは、この「借景」が最後の決め手となるようです。お庭から美しい景色を望む。日本人らしくて、心があって、情緒があって、とても納得したのです。

だから、やっぱり狩尾の古民家はいいなと思うのですね。なかなかうまく進んでいないのも事実ですが、頑張りたいところ。

それと、下弓削から狩尾を抜ける道は、ずっと同じような景色が続いてます。これをミニマルミュージックと同じようにとらえると…

同じリズムが延々と繰り返される中で、少し変わったフレーズ、メロディが急に飛び込んでくると、ガラリと耳の意識が変わる…

そのようなことが、景色の中でも起こります。

一度住んでしまうとこの感覚はわからなくなってしまうのですが、初めて来る人にとってはとても印象に残るシチュエーションです。何もないところに急に現れて目が覚めるような、うれしくなるような、そんなお店。たまにありませんか?

そいうった面白さも、ひとつあればと思っています。

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