日本一まであとすこし、王手必勝

こんにちは、上島町島おこし協力隊の西尾です。

これは、西洋蜜蜂の巣箱底面に転がっていた巣の屑です。

なぜ落ちたのかはよくわかりませんが、まぁみてやってください。

これなんですよ!すごいの!日本一のはちみつを実現する驚きの巣屑。

そして、きれいな六角形は、裏側の巣と互い違い、限られた素材で最大強度を生み出す魔法の設計書!

昔、とある数学者が最小限の素材で、最大強度を生み出す最も理想的な形を算出した時に、このミツバチの巣の形に限りなく近かったということなんですね。

すごくないですかー。

そ、し、て。

その後、改めて計算をし直したところ、間違っていたのはミツバチではなくて数学者のほうだったということが分かったのですね。なんて鳥肌もの。だからこれ、世界レベルの設計なんですよ。

まあ、そんな与太話はさておき、ミソはこの透け感なんです。これは落ちた自然巣なんですが、貯蜜用の巣板は白くてもっと透けていてゴミもなくて最高にきれいなんです。ところが、人口巣礎では透けないんですよ。厚みが1㎜近くもありますから、分厚い、硬い、がっしり!そんな感じなんですね。

でもね、でもね…ミツバチにとっては、この薄さが肝なのですよ!

この巣板が10枚も並んで、それぞれの巣板にびっしりと蜂さんがたかっている状況で、彼ら、あっという間に群れ全体に情報を伝達できるコミュニケーション力があるんです。ふつうはね。

そして、この、コミュニケーション伝達を素早く実現できる一番のポイントが、この巣板の薄さ、、、なのですよ!

報告、連絡、相談…うまくいってない職場環境って、ストレスじゃないですか??会話したくても声が届かない空間って、ストレスじゃないですか??

そんなストレス環境のなかで暮らしている健気な蜂さん…。

人間だったら精神疾患とか、体のどこかに不具合を起こしてしまいそうな環境で、ずーっと飼育されている蜂さん。

しかも、人口巣礎ってすっごい臭いんです。

臭いで会話する蜂さん。振動で会話する蜂さん。羽音、嗅覚、味覚、すべてを麻痺させられて暮らしている蜂さん。

そんな蜂さんからおいしいはちみつ…

というわけで、コンビニのはちみつから、セレブの愛用する銀座はちみつを超えて、超えて、日本ミツバチはちみつも超えて、まだ見ぬ頂点を目指しております。

やれ、誰がなんと言おうと『日本一おいしいはちみつ』、99.9999%の日本人がまだ知らぬ味!!!もう少しでお披露目できるかもかも?です。

お楽しみに!!!

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