ムツゴロウにハチゴロウ

養蜂の計画が~…進む進む。非常に進む。

どうも、西尾です。

先日、セージの花が枯れたあとに、種を採りました。

10,000粒ほどあると思います。秋に蒔く予定です。

セージ、タイム、ミント。

これらは蜜源花でもありながら、食用でもあります。ですが、それともう一つとっておきの効果があるのです。それは、「フィトテラピー」といいます。植物治療です。

これは、蜜蜂のダニ対策や病気対策に使うもので、これからのいろんな使い方を考えて栽培しているのです。

そして、セージ。特にホワイトセージが良いそうなのですが、これはもうむかしっからすごいお薬といわれている優れものなんです。ドライにして束にした葉をひもで結んで火をつけると、大爆発!ではなくて、そこから出る煙の殺菌効果がすごいそうなんですよ。すぐれものですね~。

これを、スマッジングというのだそうですが、たとえば倉庫で保管しているミツバチの巣箱を新しい蜂群へ導入する前に使ってもいい。倉庫ごとセージの煙でいぶして、巣箱の殺菌ばっちり。いいですよね~。

それとか、西洋ミツバチの巣箱を開けるときに、麻布を燃やしたときに出る煙をふいごでふーっとふいて煙をかける燻煙器というものがあるのですが、その燻煙にセージやタイム、ミントを混合したスマッジングなどを応用してもいいかもしれないし。

やってみないと分かんないですが、オーガニック資材として使われている抗ダニ材は、タイム抽出物やミント抽出物なんですよね。特に、日本ミツバチのダニ対策なんて、ミントの生葉を巣箱の中に入れるだけ(貴重な情報)!だから、日ごろの目に優しくない麻布の燻煙が、なんだかハーブの森林浴になったらいいなぁと思うんですよね。

ちなみに私は、蜂蜜への匂い移りが気になるもんで流蜜期前後は燻煙しないと決めているのですが、その後に燻煙するときは、桜のスモークチップを使っています。とても優しい匂いで蜂もしんどくなくて、とても楽です。

愛情、思いやり、優しさ。私、ミツバチに対してはムツゴロウですから、よく刺されもするけれど、それでもかわいいというものなんです。

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