瀬戸内海の島々で活動する協力隊のつながり「せとうちライン」始動

今治市上浦支所で開催された「せとうちライン」キックオフミーティング

 私たちは7月28日、大三島に行きました。瀬戸内海の島々で活動する地域おこし協力隊/島おこし協力隊が相互交流できる枠組みについて協議するためです。訪れたのは、今治市上浦支所。そこの会議室をお借りして、上島町から3名、今治市から5名の協力隊員が出席しました。会則や定款で組織を定義するというよりも、協力隊員の各個人が“ゆるやかにつながる”というイメージが「SNSのLINEグループのようだ」という意見から、活動の名称は「せとうちライン」に決まりました。また、次回のミーティングまで期間を空けてしまうと、せっかく始まった活動の勢いが弱まってしまうのではないかという懸念が出され、次回ミーティングを約1カ月後の8月27日にまた大三島で開催しよう、ということになりました。次回も大三島となったのは、今年度で任期を終える大三島の協力隊員に報告をお願いするためでした。

 「せとうちライン」のミーティングでは、会場となった島で活動する協力隊員がファシリテーター/話題提供者となって、報告会あるいは勉強会を開催します。ファシリテーター/話題提供者には現役の協力隊員を想定していますが、報告会あるいは勉強会の参加者については特に制約をしていませんので、協力隊の活動について地域の方々に報告し、成果を地域に還元する機会にもなれば、と思っています。また「せとうちライン」の活動範囲として、愛媛県内だけでなく「しまなみ海道」の広島県側など県外の協力隊員とも交流できる枠組みともなれば、活動として大きな意義があると考えています。

 「せとうちライン」のキックオフミーティング終了後、大三島の協力隊員に島内を案内していただきました。案内していただいたのは、①再活性化/まちおこしの動きが活発な大山祇神社の参道エリア、②大山祇神社をはじめとする島内の観光資源、③協力隊員の活動拠点です。大山祇神社では、この日から始まった「せとうちライン」の交流が、上島町・今治市から「しまなみ海道」、そして瀬戸内海の島々へと広がっていくことをお願いしました。

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