生名から「空き家調査プロジェクト」をスタート

生名島と岩城島をつなぐ 、建設中の 岩城橋

 生名区の三分団集会所で8月2日、自治会の定例会(役員会)が開催されました。この定例会の議題のひとつに、私たちが計画している「空き家調査プロジェクト」の説明を加えていただきました。私たちはまずは生名区から、「空き家調査プロジェクト」を開始させていただく運びとなりました。

 「空き家調査プロジェクト」では、上島町における自治会組織の単位となっている「区」ごとに現地調査を実施して、それぞれレポートを作成する予定です。レポート完成後には各区において、報告会を開催したいと考えています。レポートと報告会で、地域における「空き家」の実態をご確認いただくことは、「空き家」をどう利活用していくのか、また地域をどのように“持続”させていくのかについて考えることにつながってくるのではないかと期待しています。

 生名区の自治会組織は6つの「地区」に分かれていますが、「分団」と呼ばれることもあります。私たちはこの調査を、自治会の協力を得たうえですすめていきたいと考えているため、現地調査を実施する前に、すべての地区長の方々に対してあらためて調査についてご説明させていただき、「空き家」や地区の実情に関するヒアリングをお願いさせていただいています。2日の定例会には地区長の皆さんが出席され、ヒアリングについてもご協力いただきたい旨、お願いさせていただきました。説明後には質疑応答の時間を設けていただき、町の「空き家バンク」制度や「空き家」改修等の補助金制度についての質問などにお答えさせていただきました。

 現地調査、報告会などでこれから、生名の皆様とお会いしてお話しできることを、心からたのしみにしています。そして、地域のこれからを考える場に私たちも参加させていただきたいと願っています。

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