ちょっとのちがい
こんにちは、上島町島おこし協力隊の西尾です。
来週をピークに、今年度のミツバチ増群計画を終える予定です。
結果は何群になるでしょうか。なんというかまぁ、ヒヤヒヤです。
今年度をスタートした4月1日の時点では2群しかいなかったミツバチ。
まだ数日あるとはいえ、やり切った思いはあります。
ところで、金子みすずさんの「みんなちがってみんないい」、みたいなことなんですが、この言葉を使ってしまうとなんだか、全てのことに対して意味が見えないというか、いいもの、わるいもの、おもしろいもの、いやなこと、それぞれの程度…みたいなことを気にするよりも先に、そういう尺度そのものがナンセンスだと言われているような気がしてしまいます。
そこでもうちょっと、いいものと、特別いいもの、そうでもないもの…っていうことを割り切って評価したほうが、おもしろいことに対しての神経といいますか、感性みたいなものが磨かれるように思います。
世界に一つだけの花、もちろんそうなんですが、咲かすも枯らすも…といいますか。
それで例えば、せとうちの島々を見てみますと、一つひとつの島ゝがそれなりに特殊な個性を持っていて、あっちの水はうまいとか、こっちの水はまずいとか、、そういう肌の感覚みたいなのがあるようなのですが、実際にはずば抜けて良いとか、ずば抜けて悪いといった地域はあまりありません。
平均的に、景色は良いし、空気はきれい、人は優しいし、ちょっとした違いなんですよね。
でも、ですよ…そこに住んでいる人はもとより、移住者にとっても、そのちょっとした違いの部分はとてもビビッドに「違う」と感じられるのです。
なかなか地域ごとの小さな差の中で比べあってしまうようなところがありますが、まだまだ評価されていない良い部分というのがあるように思います。
まぁ、そんなお話はまたいつか、ということで、ありがとうございました。