生名で「空き家調査」を行っています

住宅地図で確認しながら「空き家」を教えていただきました

 上島町内にある「空き家」の全体像を確認するための実態調査を、自治会組織のご協力を得て、生名区から開始しました。生名区自治会で調査についてご説明させていただいた後、各地区(分団)の地区長に、住宅地図を見ながらヒアリングをさせていただきました。「空き家」は、外観からそうとわかるものばかりではなく、特に最近「空き家」になったばかりの住居は見分けがつきません。ヒアリングでは地区内にある「空き家」の情報ばかりでなく、地区の歴史や、造船業の盛衰に大きく影響を受けてきた島の社会構造の変化についても、お聞きすることができました。

 来週からはいよいよ、実際に島を歩いて、地図に落とし込んだ情報を精査しながら、「空き家」についてのカルテを作成していきます。住宅地図と航空写真で生名区にある住居を確認したところ、その数はざっと1000戸弱。ヒアリングと過去に実施された調査の結果から、このうち2割弱が「空き家」になっているのではないかと推測しています。

 実地調査では、住居を一軒一軒まわります。「空き家」かどうかを確認し、そうであることが明確になれば、カルテに必要な情報を記入していきます。もし近くにどなたかいらっしゃれば、「こちらは空き家ですか?」とお尋ねさせていただくかもしれません。その際にはどうぞ、決して怪しい者ではありませんので、お答えいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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