絶品ニホンミツバチのびわ蜜

こんにちは、上島町島おこし協力隊の西尾です。

いやすごい。これはすごいものができてきました。

そして、いただいてしまいました。

じゃ~ん。日本ミツバチの枇杷蜜です。

なになに、日本蜜蜂の枇杷蜜がどうしたって?ご説明いたします。

そもそも枇杷蜜というのは何かといいますと、蜜の9割ほどが枇杷の花から採られた蜜で(そういう蜜を「単花蜜」と言いますが)、その地域に枇杷がたくさん咲いているからこそ採れる蜜なんです。

地域ならではのものとしてしか得られない、非常にありがたい自然の賜物と言えますね!

さらに、このような「単花蜜」は、主に採餌の上手な西洋蜜蜂でしか採れないと言われている蜂蜜なんです。日本蜜蜂は、まんべんなくいろんな花に訪花し、ちょこちょこと採餌するといわれていますから(そんな蜜を「百花蜜」といいますが)、単花蜜は採れない。そう言われています。

それを、日本蜜蜂で枇杷蜜なんて、まさか。

それはそれは非常にありえないお話しなんですが、今回、養蜂開始1年未満の方がこうやって採蜜してくださったんですよ。枇杷の生産地でもないのに…すごくないですか!

「養蜂この道30年」の方もびっくりのきれいなはちみつを、1年目から。

「普通に採ったら、秋のセイタカアワダチソウの密と混じって臭くて茶色くなっっちゃうし…」

「12月蜂蜜採ったら、蜜蜂さん越冬できないし…」

経験者はみんなそう思うんです。

「枇杷蜜は、もうちょっと黄色くない?この枇杷蜜、めちゃめちゃすっきり透明すぎない?」

「なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ」

なぜを5回繰り返しても、大手企業のようには答えが出ない。

それが日本蜜蜂の枇杷蜜なんです。

うれしぃなぁ。流通するとしたら、普通の日本ミツバチの蜂蜜の倍額ほどでしょうか?なんてハイブランド!

農業や養蜂など、1次産業の常識は「ホンマかいな」とまずは検証してみてください。実はこんなことができちゃうんです。

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