移住者支援と地域の思い

こんにちは。たなべまきです!

少し春らしい風を感じる今日この頃です。

今日は移住について少し書きたいと思います。

突然ですが、島への移住を考えたときどんなことが浮かんできますか?
身近に大自然があり癒される…自給自足…あたたかい人…

一方で、コミュニティに入れるのかな?と不安に思われる方も多いかもしれません。

私もUターンで島に帰ってきましたが、癒される反面、距離感がどんなだったかなととまどうところもありました。

私は現在岩城島の空き家調査をおこなっています。地区によっては世帯数のおおよそ半分近くが空き家になっている地区があります。地区で求める移住者像と、移住してきたいと思う人たちのマッチングがうまくいけばいいなと感じていたので、地区長さんや住民の方には「どんな人に地区に来てほしいですか?」とお聞きすることがあります。
その答えは意外にも、

「どんな人でも来たいと思ってきてくれたらうれしいな~」

という答えが多いと感じました。
どちらかといえば、「来てもすぐに飽きてしまうんじゃないか?」「退屈するんじゃない?」「気に入ってくれたらええけど。」というような控めな声が聞こえてきます。

私はもともと島出身であったので島暮らしを知っていましたが、旦那は兵庫県出身なので、地域の人たちは、「こっちの暮らしはどう?退屈になってない?」とよく声をかけてくれます。島での生活が合っていてとても心地いいということを伝えると、よかった。と喜んでくれます。「なんもないけどのんびりしたいいところよ。」と。

中には、移住者を求めていない住民の方もいるかもしれませんが、現在の安全性や秩序はずっと住んできた方々が守ってきてくれたものであり、それらを心配することは安全な島が守られてきた証でもあると感じます。

現在、移住支援に携わるお仕事に関わらせてもらい、様々な角度から、移住について、上島町での暮らしについて考える機会をもらっています。

上島町にかえってきて、3月で1年。広い視点から社会の中での暮らしについて考えていく機会をいただきつつ、自分をみつめ自分とよりよく付き合っていくということも意識しながら日々を歩んできました。

「人のためになりたい!」 とがむしゃらに頑張ってきた20代に得た教訓です。がむしゃらに頑張りすぎて、自分が削られ、人のためになれる余裕がなくなりました(笑)

 自分の人生は自分が責任を持てるように、自分を満たしながら周りにハッピーを広げていけたらいいなと今は思います!

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