活動報告2

こんにちは、上島町島おこし協力隊の西尾です。

活動報告の続きです。どうやら、あまり丁寧にご説明をするための時間が取れなくなってしまったようです。とりあえず、思いっきり書いていきます。

さて、2019年1月11日の出産のあとで、なんだかずっと通院していました。その傍らで、若手農業者の後継者クラブの立ち上げを着手していました。月末には2018年度の初任者研修会が東京であり、出席しました。

2月、農業後継者クラブの立ち上げのため、農家さんの圃場を回りながら相談や打ち合わせを行い、月末に総会を行いました。

3月、生名マラソンの準備やゆめしまサイクリングの準備、スタッフなどがありました。同月、豪雨災害による対応時にちょっとした怪我を負ってしまいました。

2019年度4月、5月、6月、7月、8月と怪我の通院をしながら、せとうち交流館の事務をメインにこなしていました。怪我が治るまでは無理ができませんでしたので、新たな計画の策定を行いました。生後半年ほどの次女の育児と重なっていたことで、業務はそこまで振るわずでしたが、全体としてはちょっと体力的に厳しかった時期でもあります。そのころたまたま、二ホンミツバチが捕獲できたので、放任養蜂が始まったと同時に、養蜂の生業化を意識するようになって、養蜂の勉強を始めました。寝ても覚めても蜂の勉強をしていました。

怪我の療養をしながら、養蜂の研修にも参加したりや勉強資材を買い集め、日々勉強を重ねました。花の島構想や、イノシシ関係のお仕事などもしました。獣肉処理加工会の運営に必要な食品衛生責任者の資格を取りに行ったり、鳥獣害防止対策協議会に参加したら副会長になっていたり。

同時に、地域で趣味養蜂家の拡大を図るため、養蜂指導を始めていました。「自然巣枠式」というまだ一般的でない飼育方針について、インターネットや書籍を駆使して情報を集め、ブランド化の構想を立てました。併せて、二ホンミツバチの巣箱の作り方、捕獲、飼育など、平日も休日もなく、いろんなところに出ては指導を行いました。ただ、むやみに飼育者を広げることに関してどのようなことにつながるのかというイメージが持てなかったので、スモールスタートとしていました。

10月には、「観光養蜂」に関する企画を作成しました。様々な養蜂コンテンツを拡充し、体験観光へとつなげる施策として案を作成し、その実施のために動き始めました。この計画を進めるために、創業に向けたお金のストックをほとんど切り崩して、準備したほどでした。プライベートでも、養蜂の見学や講習会やテイスティングなどにどんどん出かけて勉強していました。

養蜂家や、養蜂をしたいという方との交流がどかっと増えてきて、毎日誰かと蜂の話をしているという状況になってきました。そしてそれは今でも同じです。蜂の話が出ない日は、この1年半ほどはずっとない感じです。同時に花の島構想のサブ担当?となり、花の少ない夏の時期を彩る百日紅の「苗木配布」や「挿し木」を提案しました。準備した苗の数に比べて、ほとんど全て配布できるほどご応募をいただきました。

百日紅の挿し木作成をはじめ、毎日水の管理を行いました。できた苗を町有地に植栽したりしましたが、地盤の関係で根付きやすいところやそうでもないところがあることがわかり、苦労しました。ですが、年々花が増えてゆく良い取り組みになったかと思います。

このころは、毎週末にイノシシの解体を行っていました。

12月、パンフェスに出店し、イノシシ肉のPRのため、イノシシのシチューと赤ワイン煮込みを出しました。そのほか、蜂蜜を使ったメニューもお出ししました。結果的には、寒い時期ということで五徳の火力を調整しきれず、イノシシ肉が崩壊してしまい、予定数量の半数も販売することができませんでした。イベントで大量の食材を煮込むのはやめようと思いました。

そのほか、観光養蜂の準備を進めました。場所の準備、道具の準備、蜂群の準備、加工技術、すべてに対してかなり苦労しました。日々、いろんな場所で実現に向けた相談をしながらヒントをもらい、0から100に向けて垂直立ち上げをしようとしていたので、かなり厳しかったです。自分で言うのもなんですが、とても無理をして頑張っていた気がします。

養蜂指導をしながら、蜜源植物の配布を始めました。種から育てるもの、挿し木で育てるものなど、様々な植物を育てて配布しました。

とにかく蜂のことばかりでした。

ちょっと時間がないため、今日はここまでとします。

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