みかんの種類

 

瀬戸内の島も、真冬はやはり寒いです。

この1月、2月は柑橘類にとっての大敵、「寒波」がやってくる時期です。

今日はそのための対策、「柑橘(デコポン・せとか)の袋掛け」をしていました。

↑ デコポン

 

紙の袋を一つ一つ柑橘にかけて、袋の口を針金で閉じていきます。

鳥対策、また雨や霜対策のために、この作業を行います。

 

そして1か月後には、また一つ一つ袋を取り外し、収穫していきます。

全て人力での手作業。

いつも感じる事ですが、消費者の口に届くまで、ほんとに多くの手間がかかっています。

 
ところで 一般的な温州みかんは下記のように時期によって呼び名が変わります。ご存じでしょうか?
・極早生(ごくわせ)・・・ その年の初物で10月頃に収穫。色は青く、酸味がある。

・早生(わせ)・・・ 11月中旬頃に収穫し、皮が薄く、甘みも強い。

・中生(なかて)・・・ 12月に入って収穫。早生に比べて少し皮が厚くなるが、美味しいみかん!
農家の方はこの時期が一番美味しいと言われます。

・晩手(おくて)・・・ 12月後半から1月頃収穫。寒さに耐えるため皮は厚め。酸味もある。
こちらに来て、このような時期によってのみかんの違いを知りました。

最初、見た目では全く違いがわかりませんでしたが、最近 少し見分けがつくようになりました。

外れることも多いですが・・・

今までひとくくりで「みかん」と思っていたものでも いろいろ違いを知ると面白さがあります。

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