火を見つめる時間 ~とんど~
こんにちは、ふじまき@弓削です。
先週末から今週にかけて、各地で「とんど」が行われました。
私は、1月9日(月)に弓削神社で行われたとんどと、11日(水)に生名地区で行われたとんどにお邪魔させて頂きました。
とんどは、どんど、どんと、どんどん焼きなど、各地によって、呼び方や方法が異なるようですが、
日本全国で行われている風習で、お正月に使った門松やしめ縄、お守りなどを持ち寄って焼き、
その火にあたったり、餅を焼いて食べて無病息災を願うものです。お正月にお迎えした歳神様をお送りする日本の伝統的な行事です。
また、灰を持ち帰り、家の周りに撒くと、長虫(ヘビ)がでないといわれているようです。なんでしょうかね?
ヘビは灰が嫌いなのかな?
ということで、みなさん灰をいれるための缶や、お餅を持ってやって来ます。
とんどの櫓も、だんだんと小さくなってきて、参加する人も少なくなっているとのこと。
弓削でも、生名でも、「こまくなったなぁ(小さくなったなぁ)」という嘆きが聞こえてきました。
「若い人は、興味ないのよー」と、島のおかあさん。
そんなことないと思うけどなぁ。
私の実家がある地域では、とんどは行われていなかったのですが、
友達の中には、とんど(どんどん焼きと呼ばれていましたをする地区に住んでいる人もいて、
「今日は、どんどん焼きなんだー」と言う友達を、なんとなくうらやましく思っていたのを思い出しました。
昨日、生名のとんどを一緒に廻らせてもらってみて、これは子どもたちにとって楽しい行事なのかな?と思ったのですが、
(というのも、とっても寒かったし、最後にお餅が食べられるわけでもないし・・・)
きっと、子どもたちにとっては、みんなが集まって何やらやっている「いつもと違う雰囲気」がなんとなくわくわくするんじゃないかなと思いました。
どうなのでしょうか?
1つの場所に集まって、地域の人と今年も元気に過ごせますようにと願って火を見つめる。
そして、家に帰って家族でぜんざいを食べる。
そういう時間は大切なことだと思うのです。きっと、今だから思えることだけれど。
■下弓削のとんど 写真アルバム
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■生名のとんど 写真アルバム
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