地域おこし協力隊全国女子会 in 木曽町 その1
こんにちは、ふじまき@弓削島です。
久しぶりのブログ更新となってしまいました。季節はもう秋。来週末から、島は祭りシーズン突入です。
さて少し前のことになりますが、9/6~7 長野県木曽町で開催された「地域おこし協力隊全国女子会」に参加させていただきました!
日本中のいろんな田舎で、様々な活動をしている女子・男子たちに会ってたくさんの刺激をもらってきました。
また、地域を越えて「協力隊」という仲間同士でイベントをつくり上げる楽しみを味わせていただきました。
昨年2月に実施されたプレ女子会に続き、木曽町を訪れるのは2回目。
前回の冬景色とはまた違う、短い夏の美しさがありました。
今回の女子会は、全国から約130名の女子・男子たちが参加。
2泊3日にわたり、分科会や事例発表、パネルディスカッション、フェスタなどのプログラムを通じ、
全国で精力的に活動している仲間に出会い、情報交換や意見交換をして刺激を受け合いました。
企画をしたのは、木曽町地域おこし協力隊の都竹亜耶さん。以前、別の研修で出会ってからのお友達です。
自分のしたいこと、歩みたい未来をしっかり持っていて、人への気遣いも忘れず、大きな瞳をキラキラさせながら
「駆け抜けている」という言葉がぴったりな素敵な女性です。(下の写真は朝食代わりのリンゴを片手に、朝から走り回っている亜耶さん、笑)
女子会初日は、分科会。3つのテーマに分かれて意見交換を行いました。
今回、私は分科会のファシリテーターとして参加させて頂いたのですが、これが難しかった・・・
事例発表は何回かさせていただいているので、勝手もわかるのですが、
議論を活性化させ、みんなの声をまとめていくファシリテーションは、また別のスキルが必要ですから。
そんな私のつたないファシリテーションで進めさせて頂いた分科会のテーマは、
「子どもたちが考える地元のハローワーク、その応援」。
職業選択の幅が限られる地方において、受け身の姿勢ではなく、
地域の宝に目を向けて仕事を起こしていける人材を育てる必要性やそのために協力隊や地域の大人ができることを話し合いました。
わたしたちが、「地域には仕事がない」言うときの「仕事」とは、
「今地域にある職業・業種」を指していることが多く、起業や半農半Xのような働き方はあまり考えられていません。
働き方や生き方が多様化するなかで、地方においても視野を広げれば新しい仕事を創ることは可能。
そのための一つの方法として、子どもたちに仕事の意義や喜び、働き方の多様性を伝えていけたら。
そんな問題意識のもと、各地域で行っている活動の事例を紹介、またその成功点・課題を共有していきました。
私は、弓削中学芸部との活動やかわうそキャンプでの学生スタッフの起用などをご紹介させていただきました。
各地域の取り組みに共通する課題は、資金面と運営体制の継続性。
このテーマに限らず、地域活性化全般に通ずる課題ですが、
教育や子どもがテーマとなるプロジェクトの場合は、特に中長期的視点が必要です。
長く続けることができる仕組みづくりが必要とされるが、その難しさに多くの参加者が直面している状況でした。
それを踏まえての提案として、
スーパーグローカルハイスクール、Uターンの条件付き奨学金、地元学の講習など、行政に新しい教育のカタチを訴えていくことや、
自分たち自身が地域を愛し、イキイキしながら働くこと、新しいロールモデルとなれたらなどの声が挙がりました。
この内容をまとめて、2日目に発表させていただきました。じゃーん。
本当に拙いファシリテーターで申し訳なかったのですが、参加していただいたメンバーにとって、
情報交換・交流の場になったことを願います・・・