地域おこし協力隊全国女子会 in 木曽町 その2
こんにちは、ふじまきです。前回に続き、女子会のご報告。
2日目は、フェスタに出展!フード、アート、ヒーリングなど、協力隊が特技を活かして地域のPRを行いました。
大井隊員と一緒に、かみじまブースをオープン。
弓削塩、弓削海苔、レモン果汁、芋菓子などの特産品、そして私たちがつくっている「モッタイナイジャム」などをご紹介。
一番人気は、「レモンハート」でした。岩城島のおかあさんたちがつくる爽やかなレモンカードです。
(町内おみやげやさんで販売しておりますので、上島にお越しの際はぜひ!)
会場となったふるさと体験館は、小学校の木造校舎を利活用したなつかしい雰囲気の場所。
かつて子どもたちが駆けまわった教室や廊下に、小さなブースがずらり。にぎやかでたのしい♫
お店番でバタバタしてしまい、他のブースを全然見れなかったのが大変心残りですが(; _;)
木曽の住民の方ともお話することができて楽しかったです。
お客さんとして自分たちだけが楽しい(楽しませてもらう)よりも、
地域の方に自分たちの地域のことを伝えたり、地域のことを教えてもらったりする方が好きなんだなと実感しました。
他のみなさんもそうだったのではないでしょうか。
午後は、シンポジウム。講演や事例発表、パネルディスカッションがありました。
事例発表では、島根県から美郷町の小川珠奈さん、雲南市の三瓶裕美さん、飯南町の岸本佳美さんら、協力隊&卒業生が発表。
3年間でしてきたこと、できなかったこと、そして制度への提案などを発表してくださいました。
これまた、休むことなく走り抜けてきた3名の発表。アイデアと元気をもらいました。
続いて、パネルディスカッション。
前日の分科会の内容を紹介した後、島根県中山間地域研究センターの藤田容代さんをコーディネーターに
事例発表者とファシリテーターの計6名が、質問に答えていく形で会は進みました。
質問は、3つ。
・地域に見て、地域のことをどう見たか
・活動していくにあたってのネットワーク、関係性のつくり方
・協力隊の活動を通じて、どんな価値観を提案していきたいか
女子だからできること、女子だから大変なこと、あるようでないようで・・・あんまり意識してなくて。
前日の打ち合わせ(夜な夜な開催)で、改めてみんなで話してみて、上記の3つの質問に答える形で会を進めることにしました。
どんな話がでたかは、北海道士別市地域おこし協力隊のくじらちゃんこと、鯨井さんがきれいにまとめてくれていますので、
ご興味ある方は、どうぞ。 → http://ameblo.jp/shibetsu-kyoryokutai/entry-11612317448.html
会を閉める、発起人の木曽町地域おこし協力隊の都竹亜耶さんからの挨拶。
これがとてもとても感動的でした。微力ですが、話し合いを重ねてきたファシリテーター、事例発表者は壇上でうるうる。。。
この企画を終えた亜耶さんは木曽町を卒業し、新たなフィールド沖縄に移り、協力隊の活動を続けるそうです。
山から島へ。亜耶さんとは、今度は島と島同士でまた楽しいつながりができたらいいなと話しています。
また、夜の宴では、木曽節保存会のみなさんが木曽節を披露。みなさんの郷土を愛する姿がとても素敵でした。
みんなで輪になって木曽節を踊ったり、とても和やかで楽しい時間でした。
また、食事は木曽町のスローフード、ソウルフードづくし!地域のおかあさん方、お店の方、ごちそうさまでした。
箸は、木曽の檜すり塗箸。食にこだわる亜耶さんの細かな心配りがうれしかったです。
各プログラムの企画運営はもちろんのこと、食事、宿泊、宴の準備、送迎など130名を超える参加者のアテンドをしてくださった
亜耶さん、そして木曽町役場のみなさん、地域のみなさん、地元企業のみなさん、本当にありがとうございました。
いくつもの偶然(≒必然)と出会いが重なって、今まで知らなかった町のことを知り、
知り合うこともなかったかもしれない人たちに出会い、知らなかった思想やアクションに出会える。
協力隊になって、よかったと思うことの一つです。
そうやって、思い入れのある町をたくさん持てたり、つながりをつくること。
地域と地域、都市と田舎をつないでいくこと。
そんなことをしていくのが、私自身の好きなことなんだなと思う島への帰り道でした。