上島町のおみやげ品をリサーチ!
こんにちは、ふじまき@弓削島です。
さて、「弓削中学芸部との共同プロジェクト」のおはなしの続きです。
昨年、尾道で開催した「かみじマルシェ」で、島の特産品をつかったケーキ2種類を販売したのですが、
来年度も、新しいレシピ開発をしたいねと大井隊員と企画していました。
島の特産品を新しい見せ方で紹介すると同時に、加工品の製造・販売の経験を積むことが、その目的です。
話し合いの結果、その活動に学芸部もコラボしてもらうことになったのです!
やっぱり女子たち、お菓子づくりに興味津々なお年ごろです。
でも、最初からお菓子づくりができると思ったら大間違い!(笑)
第1回ミーティングでは、商品開発・マーケティングの話をし、
島のおみやげ屋さんを回って、今、島のおみやげとしてどんなものがあるかをリサーチしました。
おみやげ屋さんの方におすすめ商品や売れ筋をヒアリング、
そして、自分が買いたいもの、人におみやげであげたいものを選び、それぞれ選ぶ際のポイントを話い合いました。
気づき
- おみやげで買うものは、どこに行ったかわかるように「弓削島」など、その土地の名前がついているものがいい
- 各島の名前がついているものも少ないし、「上島」という名前がついたおみやげ品はない
- 島の特産品のひじき、のり、藻塩・・・おいしいけど、「華やか」「10~20代の子が買いたくなるもの」がない
- 手づくり、やさしさ、あたたかみ、田舎っぽさのあるものにミリョクを感じる
- かみじまのおみやげを作るということは、6つの島をPRするということ!責任重大!
- 買ってもらう人に納得してもらえるものを作ることが大事。ものづくりは、愛!
たしかに、おみやげ屋さんに並ぶ特産品「ひじき、のり、藻塩、味噌、芋菓子、ジャム、あめ」どれも美味しい自慢の逸品なのですが、
中学生や女子のテンションがあがるものがないのです・・・
中学生の彼女たち自身が買いたい!と思うような島のおみやげ品をつくりたいねという話になりました。
自分が生まれ育った島のこと。案外知らないものです。
どんな特産品があるか、それぞれにどんなストーリーがあるか。
まずは、「知る」こと。でも、それだけでは不十分。
自分のことばで人に伝えてみること。そして、自分自身で新しいものをつくること。
この企画で、彼女たちにそんな経験をしてほしいと思っています。
<つづく>